●ありがとうございます!
第12回感動物語コンテスト・グランプリ大会(本選)を、文字通り感動の渦の中、330名のご来場をいただき盛大に開催することが出来ました。これも関係者の皆さまのご支援の賜物です。
・各地区予選会の出品企業の皆さま、実行委員会の皆さま
・ゴールデン枠及び本選にご出場いただいた企業さま
・本選の実行委員会の皆さま
・大会スポンサーの皆さま
・本選にご来場いただいた皆さま、全ての方々に改めて御礼申し上げます。
●故・大山会長のお引き合わせに感謝
2013年度の第6回グランプリ大会にて特別講話をいただいたのが、日本理化学工業の大山泰弘会長さまでした。参照⇒ https://kancon.org/2013honsen/
健常者、障がい者、性別、年齢、国籍などに関係なく、全ての方々が働ける「皆働社会」の建設を熱く語られるお姿が強烈に瞼に焼き付きました。ここでいうところの「働く」という意味は、日本理化学工業の中庭にある「働く幸せの像」にこう刻まれています。
『導師は人間の究極の幸せは、
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役に立つこと、
人から必要とされること、
の四つと言われました。
働くことによって愛以外の三つの幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。
大山泰弘』
平成の終わりと共に旅立たれた大山会長を偲ぶ会に参列させていただき、お写真に手を合わせたとき、「皆働社会の実現をよろしくお願いします」という声が聞こえたような気がしました。大山会長の遺志を忘れないために、ご遺族のご了解をいただき、感動物語コンテスト・グランプリ大会を通称「大山泰弘杯」とさせていただきました。
昨年より特別講話をお願いしておりました坂本光司先生は、御本「日本でいちばん大切にしたい会社」を通じて、日本理化学工業を世に知らしめた方です。また偲ぶ会でお会いした高野登さまに特別審査員をお願いしたところ、快くお引き受け下さりました。また日本理化学工業と同様に、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞の沢根スプリングの沢根孝佳社長も、特別審査員としてご参加くださいました。今年のカンコン・グランプリ大会は、大山会長による引き寄せのような気がしています。改めて感謝を申し上げます。 合掌
●原点に還ります!
坂本光司先生のお話を伺うと、日々の渦の中で見失いがちな「経営道の真北コンパス」を再確認し、ビシッと背筋が伸びます。グランプリ・大山泰弘杯を受賞されたHealing Handの作品からは「仕事を貫くことは大きな親孝行」というメッセージを受け取りましたが、どの出品企業の作品からも、職場において本当に大切にすべきものは何かに改めて気が付かされました。 感謝
2019年10月5日
感動物語コンテスト2019:実行委員長 臥龍こと角田 識之 拝
第12回感動物語コンテストグランプリ大会、台湾代表を含め素晴らしい7作品のプレゼンでした。この日のためにすごい準備をしていただいた出品企業の皆様にまずお礼を申し上げたいです。またご来場いただいた皆様、さらにご協賛で大会をご支援いただいた皆様、運営にあたってご尽力いただいた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。これら全員の力が結集したことで感動のステージを創り上げることが出来ました。
今回も沢山のご感想をいただきましたので一部をご紹介させていただきます。
『参加企業の熱い思いが伝わってきて、涙が止まらなかった』
『いくつもの感動エピソードで、感動の嵐でした。カンコンの行く末に期待しているとともに、ステージに私も立ちたいと思いました』
『初めて参加しましたが、日本全国にこんなにたくさんの素敵な人達がおられることを知り、とても幸せな気持ちになりました』
また、ゲスト講演の坂本光司教授のお話も本当に素晴らしかったです。経営の本道を力強く照らして下さり、お話を聴いた経営者の皆さんは背筋がピンと伸びたのではないかと思います。
今年から2月にご逝去された日本理化学工業で皆働社会実現を尽力された大山泰弘さんのご遺志を継いで、人を大切にする会社を日本に増やして行こうという思いで、『大山泰弘杯』という冠を付けさせていただくこととなりました。
その名に恥じないよう社員がイキイキと誇りを持って働く姿を映し出す大会にすべくこれからも尽力してまいります。
日本にはステキな会社が沢山あります。キラキラ輝きながら働いている人が沢山います。その事実を体感すべく来年はぜひ会場にお越しください。共に感動ステージを創造しましょう!
感動物語コンテスト2019副実行委員長 橋本 英雄
多数の来場者様のご投票と4名の審査委員による審査結果は下記の通りです。
【グランプリ】
【受賞コメント】
今回は4度目の挑戦でした。今まではずっと2位で近くて遠いカンコンでした。初出場にして優勝という栄誉を頂きありがとうございました。
今回は今までと違って、カンコンの作品を作る人だけがカンコンに参加している雰囲気から、各部門(本院・美容・介護)からそれぞれ出品し社内で発表してもらいました。その中で選ばれたのが今回の作品です。ですから今までと違い全員でカンコンに参加し取りにいった感じです。
今回の作品は主人公である岩ちゃんの挫折と気づきからの成長にフォーカスしていますが、忘れてはいけないのが途中の動画で出てきた場面のサプライズをしてくれた新人スタッフ、あの場面、あのサプライズによる涙、そしてこの動画制作に当たり私からの指示で何度も何度も細かい部分のやり直しを重ねてくれた映像スタッフ、そしてその素材に目を向け世に出してくれたスタッフ。
カンコンは美味しい料理と同じです。その素材そのものが良くないといけません。その素材を見つけるには多くの人が関わってくれています。その素材を見つける人がいないと世に出ません。その素材を美味しく料理出来る人がいないと素材を活かした美味しい料理は出来ません。関わった全ての人々に感謝です。
今回のカンコン開催に当たり関わっていただいた運営の皆様、心より感謝申し上げます。
株式会社Healing Hand
代表取締役 中村侑道
【特別審査員賞】
【受賞コメント】
今回、カンコン2度目の出場で、「審査員特別賞」を受賞する事が出来、本当に感激しています。
長坂養蜂場様や内田先生に助言を頂き、東海地区全員で勝ち取った賞だと思っています。 でも実際は、グランプリを狙っていましたので、本当は、嬉しさ半分です。 来年は、この悔しさを励みにして、また、この1年間頑張っていきたいと思います。
今回の発表は、永田さんの生き様と当社の理念を重ねて、模範にしたい理想像を紹介するものでした。 グランプリを取れなかったのは、まだ発表が力不足で、実際の姿を紹介しきれなかったと反省しています。
今後の当社の目標は、永田さんを、あと99人作る事だと思っています。 今後共、ご指導の程、宜しくお願い致します。
最後に、この素晴らしい機会を与えて下さいました感動物語コンテストのスタッフと臥龍先生に心より 感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
株式会社ドリーム
代表取締役 今釜 伸也
10月5日(土)天満橋のエル大阪にて「感動物語コンテスト2019」を無事開催することができました。
今年も予選で27作品、ゴールデン枠最終予選で5作品が競い合うことになりました。関西以外の予選作品を見ることはできませんでしたが、ゴールデン枠最終予選会の作品を見ると予選のレベルも相当高かったことが想像できます。
カンコン本選では6作品が戦い、その頂点であるグランプリを獲得したのは関西代表の株式会社Healing Hand様「岩ちゃんが頑張る理由」。特別審査員賞は東海地区代表の株式会社ドリーム「“生涯現役”永田 逓児(ながたていじ)88歳」でした。
Healing Hand様は親子の愛情を職場の仲間が包み込み、その職場の仲間の愛情を母が万感の思いで感謝する、そんな素敵な物語でした。発表者の芳野さんが流される涙に感動された方も多かったと思います。
ドリーム様の主人公は88歳の現役警備員です。88歳で毎日現場に立ち続け、人としての手本となるような立ち居振る舞いと生き様がドリーム様の求められる「理想の生き方」に重なっている様に感動しました。壇上で、永田さんが挨拶をされましたが、矍鑠(かくしゃく)とされたお姿とご発言の内容、そしてその声の響きにも驚きました。
他のいずれの作品も流石に代表企業だけあって、毎年のことですが、甲乙つけがたく、この状態でグランプリや特別審査員賞を獲得するのは並大抵のことでは無いと思います。
海外からの参考出品として、台湾のグランプリ大会を制された般若科技株式会社(SPLAS)さんの作品も素晴らしかったです。
これらの素晴らしい作品は2020年の初頭に発売予定のDVDでご覧いただけます。お楽しみになさって下さい。
最後になりましたが、ご来場戴いた多数の方々、運営を手伝って下さった皆様、そして主旨に共感下さり協賛を戴いた多数の企業様に感謝申し上げます。ありがとうございました。来年も是非、よろしくお願いいたします。
感動物語コンテスト2019実行委員会
足利 晋