第13回にして、「開催すべきかどうか?」が議論となる未曾有の年でした。その中で、「こういうときだから元気を発信しよう!」と開催を決断しました。
実際に走り始めると、過去には想像もしない障害が現れて来ました。中でもリアルな密を避けたオンライン開催のハードルです。予選会、ゴールデン枠、本選とその難易度は高まるばかりでした。それらを乗り越えたのは、実行委員会メンバーの使命感とチームワークでした。尊敬と感謝しかありません。
かねてより郡山の老舗和菓子店・柏屋さんの家訓「不易流行・代々初代」に感銘を受けていた臥龍は、最も困難なときにトップ交代した組織は、代々創業者精神に立ち返ることで、結果的に企業寿命が長いことを知っていました。今年の苦難を乗り切った実行委員会であれば「任せきれる」と判断し、今回で実行委員長を辞任と、最後の挨拶で明言させていただきました。
第0回から累計すると14年の間に培った「子ども達に誇れるお志事物語の伝承」という「不易」は大事にしていただきながら、オンライン開催から生まれる新しい可能性という「流行」をしっかり高めていただくことを、次代の実行委員長である橋本英雄さんに託したいと思います。
この14年間のご支援に、深く深く感謝を申し上げます。
2020年11月14日
感動物語コンテスト2020:実行委員長 臥龍こと角田 識之 拝
感動物語コンテスト2020は、コロナ禍という一寸先が見えない困難極まる状況において、臥龍実行委員長の「こういう時だからこそ元気を発信しよう!」の英断でスタートを切りました。
激動の時代にふさわしく、オンライン開催を決定した準備段階から初めてづくしの試行錯誤が始まりました。転機となったのは9月11日の実行委員会でした。「オンライン開催でやるなら5000人視聴を目指そう!」ここから実行委員会メンバーの使命感に火が灯りました。
9・11と言えば、19年前アメリカ同時多発テロが発生した日で、ある意味ゼロから新しいことが始まった日になります。誰もが暗中模索の中、「沢山の人に感動物語を届けたい!」という志魂だけで突き進みました。
正直、とても100点満点とは言えない運営になってしまいましたが、「最高の感動物語コンテストを沢山の人に届けたい!」という思いを実行委員会メンバー全員が持てたことで100点をつけたいと思います。
素晴らしい感動物語を届けて下さった出品企業の皆さま、会場およびオンラインからご視聴、応援して下さった皆さま、このようなコロナ禍でも温かいご志援を下さったスポンサーの皆さま、準備段階から当日の運営まで志魂を貫いていただいた実行委員のメンバーの皆さま、特に配信班の皆さま、司会の柳瀬さん、そして決断と信任のリーダシップで導いて下さった臥龍実行委員長、本当にありがとうございました。
来年より、14年間生み育てていただいた臥龍さんから実行委員長を引き継ぐこととなりました。これまで培ってこられた志産を守りながら、新しいチャレンジの中で、関わる人全てが幸せになり、参加していることが誇りになり、誰かに伝えたくてたまらなくなる、そんな感動物語コンテストを目指します。
これまで以上のご指導・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いします。
2020年11月14日
感動物語コンテスト2020副実行委員長 橋本 英雄
多数の観戦者様のご投票と4名の審査委員による審査結果は下記の通りです。
【グランプリ】
【受賞コメント】
まずはこのコロナ禍の開催にあたり、運営に関わった全ての皆様、会場、オンラインで応援していただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。
当社は2011年の創業当初から、毎年作成し続けております。おかげ様で関東代表7回、そして今回3度目のグランプリを受賞することができました。この感動物語コンテストのおかげでたくさんの素敵なご縁に恵まれてまいりました。
作品をきっかけに、「敬護」理念に共感いただいた企業様が増え、事業を広めていくことができ、10周年での100店舗出店もみえて参りました。「皆働社会」を提唱されていた大山会長にも誇れるような会社を目指してまいります。
今回のテーマは「私が挑戦し続ける理由」
思うようにいかないことが起きた時、そこで立ち止まったり、やめてしまうのではなく、自分のそばで応援してくれたり、支えてくれている人がいたことに気づく。そこに気づくと無限のパワーに変わることにあらためて気づきました。弊社の仲間はもちろん、ご覧いただいた方々が、敬護事業の意義に共感して、お一人お一人が新たな一歩を踏み出せるきっかけになりましたら幸いです。
リハプライム株式会社 代表取締役 小池修
【特別審査員賞】
【受賞コメント】
特別審査員賞という栄誉をいただきまして、心から感謝申し上げます。
実行委員会の皆様をはじめ、多くの方々の努力と想いの結晶としてこのステージがあることに、心が震えました。
そして、日頃から本当にたくさんの方に応援していただき、支えていただいている中で今のアクティブ感動引越センターが在ること。
改めて噛み締め、出席社員一同感謝が溢れ出たステージでした。
出会えた仲間の可能性を信じて、寄り添い、支え、一歩一歩共に成長する。 そんな関係性と社風の中で人は、輝く。 そんな私たちなりの気づき、想いを表現させていただけたことが幸せです。
これからも、微力ながら、皆様と明るく笑顔の溢れる社会を目指し、精進してまいります。
アクティブ感動引越センター 代表取締役 笠原大岳
11月14日(土)天満橋のドーンセンターにて「感動物語コンテスト2020」を無事開催することができました。
コロナ禍での開催とのことで、会場とオンラインのハイブリッド型での開催となりました。反省点は多々ありましたが、今後のカンコンの開催についてプラスとなる試みだったと思います。撮影、配信チームのご尽力に本当に感謝したいと思います。
今年も5つの地区で28作品、ゴールデン枠最終予選で4作品が競い合うことになりました。例年ですと関西以外の予選作品を見ることができないのですが、今年は予選もオンライン開催を行ったので他地区の作品を見ることができました。各地区の予選段階でのレベルも高く、ゴールデン枠最終予選会、本選での戦いが本当に楽しみでした。カンコン本選では6作品が戦い、その頂点であるグランプリを獲得したのは関東代表のリハプライム株式会社様「私が挑戦し続ける理由」。第4回、第10回に続く3回目の栄冠です。これは凄いことだと思います。
特別審査員賞は同じく関東地区「ゴールデン枠代表」のアクティブ感動引越センター様「人が輝く「ヒトピカ物語」でした。アクティブ感動引越センター様は10数年ぶりのカンコン復帰です。復帰年度に本選のステージに立つだけでなく、賞も獲得するとは!流石にアクティブ感動引越センター様ですね。
この2作品以外の作品も流石に代表企業だけあって、素晴らしい作品ばかりでした。感想を拝見すると一つひとつの物語に観戦者ご自身の思いが重なって、素敵なメッセージをたくさんいただきました。この場をお借りして感謝を申し上げます。
海外からの参考出品として、台湾のグランプリ大会を制された般若科技株式会社(SPLAS)さんの作品も素晴らしかったです。不良率を下げる努力の物語ですが、製造業の方の共感性は高かった様です。
これらの素晴らしい作品は2020年の初頭に発売予定のDVD(配信となるかも知れません)でご覧いただけます。お楽しみになさって下さい。
最後になりましたが、ご来場戴いた多数の方々、運営を手伝って下さった皆様、そして主旨に共感下さり協賛を戴いた多数の企業様に感謝申し上げます。ありがとうございました。来年も是非、よろしくお願いいたします。
感動物語コンテスト2020実行委員会
足利 晋
リハプライム様
老いることは、怖いことではなく素敵なこと、そう思える人生を送りたいと思いました。私も自分の両親と最後の最後まで一緒に過ごせるよう頑張りたいです。
予選会も拝見させていただいて2回目ですが、前回よりもいい作品となっていました。今まさに仕事から逃げ出したいと思っていましたが、私も働く目的を思い返して月曜日からまた頑張ろうと思いました。素敵な作品をありがとうございました。
半田さんのおばあさんが亡くなられたことで、使命感を持ったというお話、感動いたしました。きっと亡くなったおばあさんも喜んでくださっていると思います。つらい経験から学んだこと、その使命感はとても強いものだと思います。「敬護」の想いをひろめていってほしいなと思いました。
アクティブ感動引越センター様
人とのコミュニケーションは、言葉ではなく態度からも伝わるものだと強く感じました。上手な言葉でなく心からの言葉や態度が人や周り、自分を変えると感じました。ありがとうございます。
「寄り添う事」そして、お客様からの感謝からの気づきに感動しました。社風と仲間で大切な事に気付けるそして発信できる事が素晴らしく、素晴らしい輪になっている事に感動しました。
「仲間の成長が喜び」というのに共感しました。動画も素晴らしかったですが、最後の櫻井さんのスピーチから、いろんな苦労があってこその今なんだなと感じました。本人も大変だったと思いますが、周りも見捨てずにサポートしてきたんだろうなと思います。仕事を通してもっとたくさんの感動を得られるように頑張ってください。
佐々木商会様
壁を感じることは、成長しようとしているからですよね。壁を自分で作ってしまうことって結構あることかなと感じました。自分も気付かないで壁を作っていることに気付けました。ありがとうございます。
大事な仕事、忙しいから、そんな壁を私も作ってしまっていると気づきました。周りを変えるのではなく、自分を変える、とても大切なことだと感じました。
社内にもあの人とあの人の間に見えない壁あるなと考えながら見てました。自分の声掛けでその壁を取っ払うきっかけになるのかもしれないなと思える動画でした。動画の主人公の高橋課長、応援しています。
Healing Hand様
中村院長の癌からの復活おめでとうございます。病気をきっかけに自分に何が足りなかったかを振り返り、しっかり「感謝」を実践されている姿を見て、私も自分が当たり前にしてしまっていることがないか考えてみようと思いました。何かあってからでは遅いので「感謝」を大切にするのと、「予祝」も実行してみたいです。
辛いときにも、本音で本気で感謝して喜び、全てうまくいくと予祝をすることで、人生は良い方向に進むということが実感できる物語でした。そして、今ある生活は決してあたりまえではなくいつなくなるかは分からないので私も素直にありがとうを伝えていこうと、この物語を通して改めて感じることができました。
予祝、とても素敵な言葉です。世の中が変わり、辛いことも多いですが、周りへの感謝を忘れず心から喜ぶことが必要だと、強く感じました。とても励まされました。ありがとうございます。
はなふさ歯科医院様
ワーキングママはただでさえ大変なうえに、見つかったお子さんの障害。なかなか受け入れられず、打ち明けられない障害を克服し、前に進み続けているママ、かっこいいです。これからも頑張ってください!
働く女性は増えていますが、まだまだ周りに遠慮しながら必死に頑張っている女性も多いのではないかなと思います。浅野さんが経験されたお話の動画を見て、周りの働く仲間の暖かさが素敵だなと思いましたし、仲間同士で困っていることを応援し合える職場がもっと増えてほしいなと思いました。
働きながら家事と育児をこなしていくだけでも大変な事なのに、お子さんの障害を知った時のお母さんのショックを想像すると、言葉にならない気持ちになります。向き合い、ともに歩み、仲間からも応援されて働き続けるお母さん、本当にかっこいいです。これからも応援しています!
長坂養蜂場様
感動しました!!こんな壮大な作品を作られたことに驚きと感動です!
心を込めると、それが波紋となり伝わることを目のあたりにし、明日からの仕事の大きな勇気になりました、ありがとうございます!!
小さな体験教室が、子供たちの大きな夢に繋がるきかっけになる。何事も完成はなく、常に理想を追い続けていくことの大切さ、数をこなすのではなく想いを大切にすること。仕事をするうえで大切なことを学べました。ありがとうございました。
子供たちに希望や夢を与えられるのは、社内の一人一人が真摯に取り組んでいるからこそだと思います。自分たちの仕事に誇りをもって、後世に語り継がれていくことは、まさにこのことだと実感しました。自分も志を持ち、人に夢や希望を与えられる仕事を目指して頑張っていきます。